検索結果ページに表示されるテキストは、どのような仕組みで決まっているの?
検索結果ページに短いテキストとして表示されるものとして、meta descriptionがあります。
本日はmeta descriptionの概要や作成のポイントについて紹介します。
meta description(メタ ディスクリプション)とは?
meta descriptionは、Webページの内容を簡潔に説明するためのHTMLタグです。
適切なmeta descriptionを設定することで、ページの内容をユーザーに簡潔に伝えることができ、クリック率の向上に役立ちます。
meta description作成のポイント
次のような点を意識すると、作成が行いやすくなります。
- ページの内容を簡潔に、具体的に説明する
- 主要なキーワードを含めて、検索エンジンにページの内容を正確に伝える
- ユーザーのクリックを促すような、行動を促すメッセージを含める
meta descriptionは、サイトの制作時に設定します。
WordPressが導入されているサイトであればお客さまご自身での変更も可能です。ご希望があれば当社までご相談ください。
meta descriptionの最適な文字数
表示できる文字数は、検索エンジンやパソコン・スマホでも異なります。
文字数が長すぎると「…」と省略され、切り捨てられる可能性が高まります。実際の表示結果も確認しながら設定することが大切です。
- PC画面:90~120文字程度
- スマホ画面:70~100文字程度
あれ?設定した内容と実際の表示が異なっている?
検索結果ページに表示されるテキストは「スニペット」と呼ばれ、meta descriptionと異なるテキストが表示されるときがあります。
スニペットは、meta descriptionが表示される場合もあれば、
meta descriptionが存在しない場合や、検索エンジンがより適切だと判断した場合は、ページ内の他のテキストが表示される場合もあります。
設定内容と実際の表示結果が異なるときは、結果をみながら更新していきましょう。
meta description | スニペット |
Webページの内容を簡潔に説明するためのHTMLタグ | 検索エンジンの検索結果ページに表示されるWebページの概要 |
ページの内容を検索エンジンに伝えることで、検索結果における表示内容をコントロールする | ユーザーにページの内容を一目で理解させ、クリックを促す役割を果たす |
Webサイトの制作者や運営者が設定する | 検索エンジンが自動的に生成する |
meta descriptionの役割と改善の重要性
meta descriptionは、ユーザーにページの内容を的確に伝え、検索結果をクリックするかどうかを決定する重要な要素です。
そのため、単なる装飾的な要素ではなく、SEO(検索エンジン最適化)において重要な役割を果たします。
meta descriptionは一度設定したら二度と変えられないものではありませんので、定期的に見直し、必要に応じて更新することが大切です。
Webサイトのパフォーマンスの最大化に向けて、ぜひ改善してみてくださいね。